設定集その2
ほぼ全て「Castle Imitasion」における管理人月乃宮のオリジナル設定です。
原作にはこうした設定はありません。
桐山の担当医 | |
桐山の担当医です。 プログラム直後病院に運び込まれた桐山は骨折、内臓損傷など 複数の外傷を負っていたため、治療には数人の医師が関わったのですが、この医師は桐山が幼い時に彼の担当医として桐山の義父自らの手で選ばれた人物です。 彼は小説では明らかになりませんでしたが、事故に遭いほぼ即死の状態で運び込まれた桐山の母親から、帝王切開で胎児だった桐山を取り上げ、その頭蓋に食い込んだ鋭利な破片を取り除くという難しい手術を成功させた、高名な医師の実の息子です。 彼の父たる医師は、素晴らしい技術を有しながらもある過失により 医療現場からの引退を余儀なくされるのですが、学生時代知り合った桐山の義父の手廻しのお陰で復帰した経緯があります。 彼は父の才能を受け継ぎ立派な医師として成長します。 しかし桐山の手術直後、肝臓を患い死に瀕した父から、自分が手術した子供を桐山総帥に売り渡した過去を告げられ、せめてもの償いに桐山の将来を託されます。 元々正義感の強かった彼は、桐山の担当医となった直後から虐待に近い教育を受け傷だらけで運ばれてくる桐山を見るに忍びず、総帥に抗議するのですが、父の過去を盾に脅され、また僻地への左遷を持ちかけられて諦めざるを得なくなります。しかし桐山に対しては実の子供に対するような愛情を抱いていました。 桐山が桐山家を去った後も、彼は総帥の咎めを受けることなく病院での勤務を続けていますが、心では桐山を案じ続けています。 |