君の涙は
俺には理解できなかった
君が泣いていても
俺にはどうする事も出来なかった
君はいつも笑っていた
俺は気がつくといつも君の笑顔を目で追っていた
笑って居る時は幸せなのだという 君はいつも幸せだったのだろう
今 君は泣いている
頬からは紅い涙
瞳からは透明の涙
それを流している人間を何度も見た 俺はそんな人間を何度も殺した
でも、君は殺せなかった
君の流した涙 俺には分からない
泣いている時は不幸なのだという 君は今不幸なのだろう
君が泣いているのは 君が不幸なのはどうしてなのか
俺には良くわからなかった
俺は知りたかった 君が泣いている理由を
君を殺す事はやっぱり出来なかった
代わりに君が俺を撃った
俺は笑った事がない 俺は幸せではなかったのだろう
俺は不幸だったんだろうか
だが俺は透明な涙は流した事がない
俺は紅い涙を流した 撃たれて流す紅い涙 それを流す時はひどく痛くて
透明な涙が流れる時も どこか 痛むのだろうか
両方流している君は
どんな気持ちで
知りたかった
知りたかったけれど
俺は
紅い涙が流れ尽くしたら 俺は
戻
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